今回の記事を要約し動画にしたら上記になります。上の2分程度の動画を視聴し以下の記事を読んだら整理されやすいかもしれません。

 

 

 

なお今回の記事は、サイトテ-マである自己啓発や能力開発のコンセプトから外れて
ボヤッキ−成分が、やや含まれますのでご容赦を(;^_^A

 

サイトテ-マから外れたボヤッキ-はさておき、本題に戻りますが、、

 

実践研究すればするほど、天風哲人が解明し体系化した方法は
心を統御し得る肝心な意志の力も出やすくなるし
この記事でも書いたように合理的でありつつ具体的で

 

簡単でありながら実践(行為)による因が積算され相乗作用を生んで、
日々の仕事や生活で手ごたえを感じやすく、噛み合うように体系化されているというのを感じます。

 

 

いろんな心理療法によるセルフ・コントロ-ル技法と高い次元で融合させることも可能ではないかと私は考えます。

 

例えばシュルツ博士の自己催眠法(自律訓練法)

 

この療法は、世界的に認知されたリラクゼーション技術です。

 

自律訓練法はストレス解消だけではありません。

 

集中力( 有意注意力 )の向上や自己コントロール能力の強化などの本人のパフォ-マンスの発揮にも効果があるとされています。

 

ドイツの精神科医ヨハン・ハインリッヒ・シュルツ(Johann Heinrich Schultz)によって1920年代に開発されました。

 

初心者でも取り組みやすく、多くのメンタルヘルス専門家に推奨されています。

 

尤も、この記事をお読みのあなただったら世界的に普及している自律訓練法も百も承知ですよね。

 

 

御存じとは思いますが、一応簡単に、この療法が生み出された経緯を解説すると

 

 

シュルツ博士は精神科医として心身の不調を訴える多くの患者さんの不調を癒すために
催眠誘導を施術している際に
心身が弛緩し催眠誘導され深い催眠状態になった人の腕や足に

★重たい感じ(重感)

 

★お腹が、ぽかぽかとしたほんのり温かい感じ(温感)

 

★呼吸が楽である

 

★心臓が静かに規則正しく打っている

 

★なんとなく手のけだるさを感じるというような状態

 

★腕や足が硬直した感じ( カタレプシー )

 

これらの身体の生理的な変化が現実に報告されるという知見を得ました。
※ただし、「カタレプシー」(硬直感)は、通常の自律訓練法では目指される状態ではありません。これは深い催眠状態で時に観察される現象で、一般的な自律訓練法の目標ではありませんけど

 

 

 

カタレプシ-は、さらに深い状態で自律訓練法の目指すとこではないですが

 

重感や温感などの身体感覚( 生理変化 )が、自覚され、なんとなくの心地よい感じとして出ることを
自律神経が調和し心がリラックスした状態になっている「 目安( 兆候 ) 」としました。

 

さらに従来の催眠誘導法とは逆に、四肢の「重たさ」や「温かさ」を意識的に想像することで、
専門家による他者誘導による催眠に似た心理・生理的状態を引き起こせるのではないかと考えたのが自律訓練法の基礎となっています。

 

 

 

( 催眠状態になると手足などの末梢部位への血流が増加し、実際に事実として1〜2℃くらい温度が上がることも報告されているようです。個人差はありますけど )

 

 シュルツ博士は、不調に苦しむ患者さんに向き合う中で

 

 その後に他者催眠療法の研究の矛先を変え、

 

 より実用性を求めて先にもちらと言及したように専門家の手を借りないでも、
意識的にリラックス状態をつくり、手足の「重たさ」や「温かさ」を意識的に想像することで
自律神経のバランスを回復させることもできるのではないかと、方法を真剣に模索しました。

 

そうして苦労に苦労を重ねて

 

上述した( 腕や足に重たい感じや、お腹のぽかぽかとしたほんのり温かい感じ )といった
身体反応(および状態)というのは

 

自己暗示による言葉と、なんとなくそう感じるというイメ-ジによる誘導を根気強く続けることでも
他者催眠に依らずとも同じような身体の状態に持っていけて、
この心的状態を利用し不調を訴える患者さんの症状の緩和に役立つことを発見しました。

 

具体的には

 

★氣持ちが、しっとり落ち着いている
★お腹がポカポカ温かい
★両腕が、なんとなく重たい
★額が涼しい
★呼吸が楽である
★心臓が静かに規則正しく打っている

 

といった身体を緩ませリラックスさせる暗示の言葉を心の中で繰り返し、なんとなく、そういう気持ちになるよう想像するということ。
例えば「気持ちが落ち着いている」と心の中で数回唱える際、頑張って気持ちを落ち着かせようとせず、
自然と気持ちが落ち着くのを待つというのが、ちょっとしたコツになるかもしれません。

 

 

そうすることで心をリラックスさせ、しっとりした集中状態に自分自身で誘導し自律神経の調子を整えていく安全な方法として体系化したのです。

 

 

ただ、欠点があって、この自律訓練法は初心者でも取り組みやすいとは言え
意外に習得が難しいとされています。

 

 

 

私は、意識下の潜在意識領域を改善するのに、冒頭で述べたように
心身統一法のクンバハカや観念要素の更改と自律訓練法の融合も可能だろうと考えています。

 

なぜなら、
1、肛門を締め
2、肩の力をすっと抜いて眉間を涼しくし、
3、臍下三寸に、すっと気持ちを置く
(その際に背中を丸めず骨盤を立てる)
この特別な体の持ち方であるクンバハカは

 

上ずりがちな気が臍下に充実し、下腹も温かくなって
呼吸も落ち着き楽になります。

 

腕は、脱力し重くなり
眉間が涼しくなります。

 

よってシュルツ博士の自律訓練の目指す自律神経の安定化やリラックスした集中状態に近接していて初心者でも取り組みやすいからです。

 

ここで話題をいったん世界的に普及している自律訓練法に戻して、その課題を述べるなら

 

この自律訓練法は毎日こつこつと休まずに3ヶ月くらい忍耐強くやらないと
訓練継続による微かな手ごたえすら感じない場合が多いのが実態のようです。

 

とりわけ体感覚を掴むのが難しいとか。

 

(3か月毎日続けても、微かな兆しすら感じられない方だっていると聞きます。
また自律訓練法などのリラックス法を行った後に適切な消去動作を行い、日常の活動状態に戻ることを疎かにして、
かえって、仕事や学業のパフォーマンスが低下する場合もります)

 

 特に、体感覚については、どこかの信頼のおける治療院で他者催眠法を施してもらう・・という選択肢もあるかもしれません。

 

 あるいは、相応の受講費を支払って専門家のところに通って習うのもありでしょう。

 

 確かに多少お金がかかっても専門家に心を催眠状態に誘導してもらって深い催眠状態というのを体感し、きちんと履修するほうが自己催眠やら自律訓練法も習得が早く確実かもしれません。

 

 しかし

 

これも、カウンセラー( 施術者 )の熟練度合いやら高い人格に依拠するところが大きく

 

かつ

 

 いくら熟練したカウンセラーであろうとも

 

他者催眠を施してもらう当の本人が、こういう催眠法とかに不信や不安を感じていたり

 

あまりに理屈本位で、頭でっかちになっていたり

 

極度に神経過敏になってたりすると抗暗示障壁のブロックが、知らず知らずに働いて

 

本人の表面意識では、悩んで本来の調子を取り戻したいと思っていても無意識に拒否・反抗して、なかなかうまくいかないケ−スもあるとも言われています。

 

あるいは、先に挙げたこと以外の別次元の理由で上手く行かないことも多々あります。
( 所謂、「個人差があります」。ということになる )

 

 

世界的な超一流の催眠術師であってもショー催眠などで
( 催眠誘導が難しい方が意外に多い )のも、そういった理由があります。

 

ここだけの裏話ですが、テレビのショ−催眠などは、見せることを優先しているので、

 

施術者との相性も含めて、そういう状態に入りやすい方を、あらかじめ選んでいるとこがあります。
そのための事前準備も十分に行っています。
( 事前準備のほうが相当に大事なのですが舞台裏のことは、当然テレビには映りません )

 

とは言え見せること、エンタ-テイメントを前面に出したショ-催眠は、地道な自己改善に関係ないでしょう。

 

、ここまで書いておいて、
自律訓練の体感覚を掴むということや自己改善を目指す方に朗報です。

 

と言うのも 天風哲人の体系化した方法論のひとつであるクンバハカは
自律訓練法の目指す体感覚に近接しています。

 

また

 

観念要素の更改法に精通していたら
心の自然傾向を利用し被暗示性が高まった「 時 」に気づいてあげればよいだけになります。

 

こんな簡単なことはありません。

 

それに( 他者にゆだねるのではなく )
自らの意思で改善するのだから安心安全な方法でしょう。

 

セルフ・コントロ-ルや自律神経のバランスを回復させ自分改革に応用も出来ることになります。

 

自律訓練法の体感覚も得やすいから、
自律訓練法で目指すところの心身のリラックス、不安の減少、ストレス耐性の向上、
集中力の向上、全体的な幸福感の増加などとの相性も良いでしょう。
習得を早められるかもしれません。

 

智識があって、心身を赤の他人のように客観視しつつ、「 被暗示性が高まってるようだな 」と気づいて訓練していけばよいだけなのですから楽でしょう。

 

すなわち

 

寝入りばなは、別に熟練した専門家から催眠を施してもらい入念に事前準備をしなくても

 

心が暗示感化され同化しやすい状態に自然に誘導されているから、意志の力を用いてイメ-ジと暗示の言葉によって心を強化する誘導もしやすいということです。

 

 

なぜなら

 

1日のうちでも

 

とろんとした「 寝入りばな(  寝入る2〜5分前 ) 」とぼやっとした「 寝起き 」というのは
意図しなくても自然傾向として催眠に近接した心の変容状態になっています。

 

「 寝入りばな 」と「 寝起き 」は、同じ変容状態といいましても

 

心を内観すると意識の場がそれぞれちょっと違う印象が( 私には )ありますが・・

 

 

 

この

 

「 寝入りばな 」と「 寝起き 」は

 

 

シュルツの自律訓練において顕れてくる身体反応と類似した生理的反応が顕れてきます。

 

 

 すなわち

 

 

 

入眠の直前時には、脳を休ませるために大脳の制止作用が( 自然に )働き

 

一般的に

 

人間なら誰でも入眠前は体温が、ちょっと下がるために

 

★額は涼しい状態に移行し

 

動静脈吻合が開き手足への血流が、やや増えて、★手足の温度が( 事実として )上がると言われています。

 

そうして放熱することで体温が下がる循環が出来て

 

深い眠りに入っていくことができる身体の構造に、事実として、なっています。

 

 

自然傾向として、事実として、そうなっているということです。

 

 

つまり

 

生理的変化としては

 

手足への血流が増えて★手足が温かくなり( 身体が弛緩し力が抜けて )
重く感じられ

 

★大脳の制止作用が働いて血流が減って額が涼しい

 

というような身体反応が生じるように( 自然の摂理で )なっているため

 

 

この「 心的状態のとき( ゴ−ルデンアワ− ) 」に気づいて、意志の力を渙発させ
イメ-ジと暗示の言葉で潜在意識を改善し、、
(表現が変ですが)積極的な思い込みの力を善用しパフォ-マンスを発揮しやすい状態に仕向けて行くのに、
絶好の時として逃す手はないのではないかもしれません。

 

意志の力で連想を積極に取り締まることを継続するのは、とても大事ということです。

 

 

なお、就寝前は手足が温かくなったりするというのが

 

 嘘だと思うなら、こういった知識のある専門のお医者さんやら

 

 小さな子供さんのいるお母さんに聞いてみたらよいですよ。

 

 子供さんが寝入りそうなときは、頭の熱を冷やすために手足が放熱し

 

 決まって手足が温かくなっていますから。

 

 

 

また、そういう( 事実 )をきちんと知っておれば
氣づくだけで自身の被暗示性が高まった状態を体感覚で知ることが出来ます。

 

よってシュルツの自律訓練のゴ−ル( 生理的兆候 )を自覚し誘導しやすくなります。

 

意識に昇る以前の領域を積極的な想い方が出来るように、その材料を増やすように取組み、心がけ
眠れる力を少しでも起こすことを望む方にとって安全、確実な方法ということも出来るかもしれません。

 

 

 

被暗示性が高まって暗示がダイレクトに心の深部に刻まれやすい寝入りばな(  寝入る2〜5分前 )の心の持ち方は、本当に心の状態管理にとって、重要です。

 

 ( 現状に嘘をついてでも )「 有難いなぁ、幸せだな 」。という感謝の方面から、すがすがしい気持ちで寝入るように意識を持ち替え、
寝入りばなに思い浮かぶことを積極に取り締まることを愉しみ、継続することで

 

 

心の深いところの意識される以前の領域から、暗く破滅的な印象要素が、取り除かれ、きれいにお掃除されていきます。

 

寝入りばなに( 現状に嘘をついてでも )感謝の方面から想うことに凝念し、それを繰り返すだけでよいのです。

 

 

ある意味、どうせ思い込むなら、悲観的で否定的で破滅的ではなく、尊く強く積極に思える´ 思い込み ´が強くなるように取り締まって

 

それを続けることが、もし仮に出来たら

 

ガラクタで役にも立たない原則に外れた破滅的な邪欲、邪念や消極的観念が積極的観念印象で中和され、とっかえられ、洗われていくという理論になります。

 

これを続けることで

 

心が、心の底から次第に名刀になっていくベ-スが出来ます。
その他の訓練法とも組み合わせることで氣がついたら生命生存の力が出やすくなって、よい意味で、積極方面の思い込みが強くなり
成長や成功、運を開きツキに恵まれやすい方向に更改できる方もいらっしゃるかもしれません。

 

 

 

 

 ちなみに、

 

 

 催眠に類似した意識の変容状態( 催眠に類似・近接した、言うならばトランス状態 )は、別にオカルトでも超能力でもなく、遊興などでも経験していることでしょう。

 

 

 

例えばパチンコやスロットに時間を忘れて夢中になる方がいます。
時間を溶かすと言いますか入り浸る方もいます。

 

これは、今回の自律訓練による催眠誘導によるトランス状態とは、やや違いますが
緊張性トランス状態で被暗示性が高まり、そういう心的状態で、パチンコやスロットなどの遊戯を反復することで行動強化され常習化されて、
それをしないと気分が落ち込むなど、洗脳されてしまった例と言えるでしょう。

 

 

余談でして、ここからは、私のボヤッキ−成分が多量に含まれています。
※興味ない方はオレンジ枠が終る箇所まで思いっきりスクロ-ルしてください。

 

パチンコやその他のギャンブル、さらには一部の商法において、心理的なトリックや催眠的な要素が用いられることがあります。
これらは、緊張性トランスの被暗示性が利用され常習性を引き起こすことがあります。

 

例えばパチンコやスロットマシンは、この状態を引き起こす要因が多く含まれています。
催眠商法も似たようなものかもしれません。

 

 

具体的にはパチンコ台やスロットマシンは、派手な光や音でプレイヤーの感覚を刺激し、そうすることで感覚を鈍らせ集中を引き出してます。
これにより、プレイヤーは周囲の状況を忘れゲームに没頭しやすくなります。

 

また繰り返されるパターンというのがあって続けやすい巧妙な仕組みがあり射幸心も含めてドーパミンの放出を促します。

 

具体的には、長い時間続けることでランダムに報酬が与えられる仕組みは、脳の報酬系を刺激し、繰り返し行動を強化します。
結果的に依存性を高め自己管理力を失う要因になったりします。

 

プレイヤーは次の一回で勝てるかもしれないという期待感に駆られ、ゲームを続けてパチンコという遊戯の奴隷になってしまうわけです。

 

ギャンブルなどへの依存は、時間を忘れ当面の嫌なことを忘れたり逃避し一時的に不安を減らしたりするために
最初は気楽な気持ちで始める方が多いとか。

 

ただし、度が過ぎるとよくないことになります。

 

脳が、ある閾値を超えて、この効果を学習すると、似た状況で、またギャンブルの快感を求めるようになるとか。

 

その結果、意志の力を出し主体的に取り組む必要のある事や解決しなければならない苦痛を伴うケ-スもある人間関係を避け、意志力も弱って感覚の奴隷になっているため
ギャンブルのことばかり考えてしまうようになり、それをしないと気分が落ち込むなどの症状を示し出し、やがて度が過ぎて生活破綻する方も出てきます。

 

日本のパチンコやスロットは社会的に認められた娯楽として普及しており、
それによって依存症のリスクを周りが見過しやすいというのもあるかもしれません。

 

常習者が依存状態から回復するには、身体や脳の機能だけでなく、ギャンブルが果たしていた精神安定的な役割の回復も重要でしょう。

 

他の創造的な愉しみ(趣味)を見つけたり、新しいスキルや興味を追求することで、積極的な満足感を得る取り組みと、それを支える周囲の協力も必要なのでしょう。

 

もうひとつの催眠商法。

 

これは、商品を販売する際に、心理的なトリックや催眠技術を用いて消費者に購入を強いる手法です。
以下のような方法が一般的に知られています。知っておけば対策を立てやすいでしょう。

 

先ず挙げられるのは長時間のプレゼンテーションです。
長時間にわたるプレゼンテーションやセミナーで消費者を心理的に疲れさせ、
判断力を低下させます。
その後、サクラなども入って商品購入を促すことで、同調圧で消費者が断りづらい状況を意図的に作り出します。

 

 

とりわけパチンコ・パチスロ業界は、日本の娯楽文化として根ざしてしまっています。

 

これらは、日本で年間約14兆6千億円(※2023年)の市場規模を持つ巨大産業です。
国内の娯楽を代表する産業になっているとのこと。改めてリサ-チして驚きましたけど。

 

生活破綻者も出てると聞くので複雑な心境になってしまいますが・・・

 

とは言え、この業界は、日本の経済において雇用など重要な役割も果たしています。
業界が納める税額は実際のとこ高額。
法人税だけでなく地方自治体の重要な財源にもなっている。

 

それに、ここまで巨大になったのも民意が集合した総意なのでしょうから。

 

 

日本はソシャゲなども盛んで、市場規模も1兆5千億円とされソフト産業が強みです。
ソーシャルゲ−ムで生活破綻する方も出てるそうで・・これも問題ですが・・

 

企業は、そういう莫大な研究で得た緊張性トランスや射幸心を煽り脳の報酬系を巧みに刺激させる催眠的な常習的商法を、もっと高度で生産性を高める子供たちの学習などに応用させ、
エンタメと融合させて高度な抽象思考や論理思考を高めるものを開発出来たら

 

あるいは国を挙げての教育改革をすれば
日本は、停滞を脱し発展する芽が微かにあると思うんですが・・

 

 

と言うのも、例えばフィンランドなどは森と湖と(ム-ミン)しかいないと言われてたのに国を挙げての教育改革や社会システムの改善が進んで堅実に発展しています。

 

( 驚く方もいるかもしれませんが、あのロシアと国境を境にし
脅威にさらされているのは日本と同じです。どれだけロシアは広いんだってことになりますけど )

 

フィンランドは働き方改革が進み労働生産性も高いです。

 

以下の図のように日本よりもかなり高く、2022年統計で約47%多い生産性を示しています。
生産性
これは、恐らくは、家庭における子どもの経済面での教育負担を減らしつつ、
国家戦略で´ 教師 ´を社会資本と見て育ててきたからでしょう。

 

日本も国として教育に対する思いが強く、そういう歴史的土壌があったはずなのですが、どこで歯車が狂ったのか?はたと考え込んでしまいます。

 

事実、フィンランドでは教師になるには、´ 修士以上 ´の資格がないと任官されない仕組みになっています。
教育改革で当時の教育大臣が、大なたを振るったと聞きます。

 

フィンランドの教師は他国に比べて、より高度な専門性やスキルを国から要求されます。
ですが授業に対し個々の教師の裁量権が大きく分担制で教えることに特化し教師の個室まであるそう。

 

校内暴力やいじめは、フィンランドにもあると聞きますが他国と比較して少ないと聞きます。
確か、いじめ対策プログラム「KiVa(キヴァ)」もフィンランドで独自開発して他国も参考にしてるとか。

 

日本の職員室で、けたたましく電話が鳴る殺伐とした光景は、フィンランドでは見られないそう。

 

教師が、一定の裁量権を持つ。

 

これは、教師の能力が、非常に高く、ある一定水準以上の高水準じゃないと、
そもそも、やれないと思うし現段階の日本においては課題も多く
教育格差が生まれる温床になり国民が容認しないでしょう。

 

デメリットもあるとは思いますが・・

 

とは言え、これがうまく機能すると各公立教師の専門性や創造性を活かすことができます。
少なくともフィンランドではうまく機能しているようです。

 

裁量権が大きいということは学生が教師に憧れ大学や院・・なかには博士課程で長年研究してきた新しい教育の理念や方法を、個々の現場の公教育の授業の場で導入しやすい、やりがいある環境が他国に比べたら整っているということなのでしょう。

 

例えば伝統的な教育に加えて近年話題の現象ベース学習やモンテッソーリ教育など様々な教育アプローチを公教育で取り入れて柔軟に当てはめて幼少年期の子供に適用し能力開花に充てることが可能になります。

 

フィンランドの教育システムは、多様な教育アプローチを柔軟に取り入れることを奨励しています。これにより、新しい教授法の要素が個々の学校や教師のレベルで採用されることも稀ではないという事です。

 

もちろん日本でも、こういう話題の教育を受けることは可能でしょう。
しかし、こういうのを小さい頃から受けさせようとしたら、個々の家庭の経済負担が大きく月謝が相当にかかって、ある程度、こういうのに関心と理解があって
それなりに富裕でないと負担が大きすぎて無理な家庭も多いでしょう。

 

そういう点でも、フィンランドは、よく作ったなと思うくらい、
教育に関心のない家庭も恩恵を享受できます。

 

国内で最優秀な人材が集められやすい社会風土を国を挙げて誘導し
実際にフィンランド国内では小中学校の生徒で学力面でも優秀な生徒が
医師になるよりも教師を選ぶ土壌をつくることで学力面でも最優秀な人材が集まって教員を目指して研鑽し、高い見識と能力、スキルを身に着ける。

 

そのなかで編まれた最先端の研究成果を実際の子供たちの現場の授業や指導で効果的に活かす仕組みがあります。

 

フィ-ドバックし常に改善してバ-ジョンアップしていく体制を国がシステムとして作って人材開発しているのは、素晴らしいと思います。

 

給与は医師などに比べて高くありませんが、教師を国民が尊敬し大事に扱う社会風土(土壌)があり、
社会的に非常に尊敬されています。

 

よってフィンランドの小中学校の生徒たちの憧れの職業は教師であり、
学校で学力面でトップクラスの生徒は、´ 小学校教師 ´を目指すのだとか。

 

小学校、中学校、高校教師のうち小学校教師の人気が最も高く生徒の憧れで
競争倍率も高く、選りすぐられた中で競争がされて
任官できるのは10〜20人に1人。

 

景気動向に左右されることなく恒常的に人気が高く、
公立の学校教師の能力はもちろん社会的ステ-タスも非常に高いと聞きます。
( 学校教師をぞんざいに扱う子供の親は皆無で信頼され非常に尊敬されているとか )

 

( 今の日本だったら学力において最優秀の生徒は、医師を目指す傾向が強いでしょうが、フィンランドは、小学校教師・・こういうとこも違いますね。

 

正直、日本人の私には医師になるより小学校教師になるほうが難関というイメ-ジが持てないです。

 

私は学生時代に、すぐにポ−ッとあがって内気な自身をなんとかしようというのと
生活費稼ぎで飛び込みセ-ルスとか、まあいろんなバイトをやりましたけど・・

 

医師になりたいという子供の家庭教師<親も医師で院長>もしたことがあります。
教えた子は、もうすでに医師になっていますけど。

 

教えていた当時、その子は(中高一貫)の有名私立に通っていて
中学2年生時点で高校2年生が解くような数学の問題を、親御さんの意向もあり
学校の進度より、ほんの少し進めて予習的に教えていました。

 

出来も良くて「 こんな高度な問題を中学生が解くのか? 」と驚きながら教えていましたから。

 

その子の通っていた中高一貫の授業進度は早くて、これでは、公立中学校と有名私立では、同じくらいの能力の出来る子で比較しても学力差がつくのは当たり前だろうと思いながら教えてましたけど・・ )

 

 

ですが事実としてフィンランドでは医師になるより教師になるほうが、競争倍率が高いです。
よって先生が相対的に優秀なので学習塾が流行らない。
公立の学校教師で博士号を持っている場合もあります。

 

お受験や早期教育で、お受験に受からせる塾などもフィンランドにないのは、
フィンランドは小学校教師が国のなかでも最優秀の人材として、その任に当たるのが、
その理由かもしれません。
システム的に考えて需要は、ほぼないでしょう。

 

そうなると家庭の経済力の差による学力差は必然的に減って
国の中で最優秀の人材が公立の教師として、その任に当たるから、
国として早期から国民の人材発掘および育成が出来、
人材発掘および育成のパイが増えるので国レベルで見て優れた人材を適材適所で活かしやすくなるのでしょう。

 

 

近代まで少し歴史を遡って振り返ってみると日本が歴史の激動期に明治維新に成功したのは、
国民自体が勉強熱心で、基本的に頭が良く勤勉。
寺子屋などで学ばせる土壌があり識字率が高かったという背景の下

 

江戸期のようにガチガチに身分固定され
幕府や藩の要職を担う士族は、家柄によって区別された上級士族が担っており
上級士族は、当時の江戸時代の日本人口の数%しかいない武士(士族)の中でも、更に僅か。

 

そういう僅かな人材のパイから人材を育てて幕政(藩政)の要職に充てていたのから
明治の激動期(国難期)は、国家の危機で必要に迫られたというのもありますけど、
下級武士や商人なども含めて広く有能、優秀な人材を拾い上げ育成し登用したし、
志のある優秀な人材を留学させるなど人材発掘及び育成のパイ自体を底上げする政策をしたから国として強くなったのでしょう。

 

フィンランドは、外国人労働者の割合も少ない国です。
それでも堅実に発展しているのは教育改革で人材開発をするのに身近な公立教師が国において
最優秀な人材があてがわれるように待遇改善を含めて政策誘導し、

 

子供たちが公立の教師に強いあこがれを抱き尊敬する方向の待遇改善や
社会的土壌づくりをすることで国内の国民の教師への信頼が厚く
人材発掘及び育成の底上げがされて取り組みの歯車が合い功を奏したのかもしれません。

 

 

とは言え日本の公立教師が、現時点においてすらフィンランドの教師に比して劣ってるとは私は1ミクロンも思えません。
フィンランドは公立教師で普通に博士号を取得している方がいるというのは驚きましたけど。

 

総じて日本の先生は非常に優れていると思ってるし、日本の高校生なんか、学力面でも真面目で優秀な生徒がとても多いと思ってるので、
元々勉強熱心な国で教育にも力を入れて国民のIQも高く潜在能力の高い国。
日本は、どこで歯車が狂ったのか?

 

フィンランドは、システム的に教師に対する信頼が厚く受け身ではない問題解決および活用型の教育システムも取り入れて生徒を評価していることも関係するかもしれません。
ぺ-パ-では測りにくい学びが、卒業した後の仕事などの業務に結び付いて一人ひとりの創造性を高めて国の生産性を高めているということも考えられます。
国際学力調査を測るPISAでは、読解力・数学リテラシー・科学的リテラシー等のスコアの最新結果は、日本のほうがフィンランドより高かったと記憶します。

 

( PISAはのスコアは日本のほうが高いですが )生涯学習と言いますか、学校を卒業して以降も含めて学びが社会人になってからも活かされてるのか?
フィンランドの労働生産性は日本よりも高くなっていますから。

 

国土面積は日本の約9割程度ですが、人口は少なく、兵庫県と同じくらいの約550万人です。
人口は日本の1/23です。それなのに、世界大学ランキング500位以内に2校も入っており、日本の6校と比較しても3倍しか違いません。

 

ユニコーン企業も人口から見たら驚くほど多く輩出しています。
身近なとこではフードデリバリーサービス「Wolt」もフィンランド発のユニコ-ン企業です。

 

これは家庭の教育負担を減らし教師養成を重要な国家の課題と捉えて、
選りすぐられ養成された(博士号を持つような)専門性の高い公立教師に幼少期から教えられ
クロスカリキュラムを採用することで学んだことを現実世界の問題解決にどのように活かし、
人々の幸せに貢献できるか?ということに重心を置いた柔軟性のある多面的な教育のおかげもあるのかもしれません。

 

社会のニーズを的確に捉え、主体的に取り組む心構えを幼少期から育てることを教育のなかに組み込んでシステム化しているからではないでしょうか?

 

フィンランドは国民の経済格差が少ない国の1つで、挑戦を促すスタートアップの仕組みも整えられていることも一因かもしれませんが、理想的と言える形で堅実に発展しています。

 

日本と同じく資源がない国でありながら、着実に発展し1人当たりのGDPは2013年以降から、すでに日本を抜いていますから。
フィンランドと日本の1人当たりGDP

 

ちなみにフィンランドは日本と同じく非常に高齢化率の高い国です。

 

一部メディアが盛んに喧伝している高齢化率が高いことを主要因にし
日本は停滞(衰退)し続けていて、これが原因では落ちぶれて当然。もう日本はオワコンというニュアンスの主張は理由としては説得力が弱いかもしれません。
もちろん国の高齢化率が高い事は発展を減速させる要因の一つというのは、説得力があります。
ですがフィンランドは高齢化率が、どんどん高まっていても1人当たりGDPは伸び続けていますから。

 

以下は日本とフィンランドの65歳以上の国民が占める比率の時系列比較です。
フィンランドと日本の高齢化率
※ちなみに北欧の国など含めてフィンランドと同じか、より労働生産性の高い国は、いくつかあります。( 参考 労働生産性 国際比較2023 )
ですが、それらの国はノルウェ-などのように資源が豊富だったり、スイスやルクセンブルクのように外資が進出しやすい環境整備がされ金融大国だったり
アメリカのように資源も豊富で優秀な人材を留学や移民で、どんどん受け入れてきた土壌がある国だったりします。

 

例えばアメリカは富と所得の不均衡が非常に顕著な国です。上位1%が全体の富の約26%を占め収入の22.2%を持っています。
もし、この1%が抜けると一気に平均的な水準が下がります。

 

アメリカを見習え!という風潮が、メディアには一部にありますが(;^_^A

 

私は生産性は高くても日本とは国質があまりに違うと考え考慮の対象にしませんでした。

 

フィンランドのように事情があって経済的に恵まれない家庭でも
博士号を持つケ-スもある公立の教師から質の高い教育を受けて、
国民の人材開発のパイ自体を多くし底上げをして
全体的にジワジワ底上げするのが国質にも合っていて、よいのではないでしょうか?

 

フィンランドの教育の秘訣を1分の動画にまとめたら以下のようになります。

 

なお、大手企業などがパチンコやソシャゲなどを人に常習的にさせることを脳科学的に研究し仕組化し利潤をあげるのは、母数が多く利潤を得やすいからでしょう。

 

比べて、将来を担う子供たちが生産性や創造性を高める高度な学習をしやすくする脳機能の報酬系の刺激を含めた教育学習分野は、
少子化でもあり母数が少なすぎて投資に対してリタ−ンが、あまりに少なく利益にならない。
( 労多くして実り少なしの、じり貧になる )
よって利潤を追求する企業を責めることは出来ない。当然のことをしてるわけで。

 

それにパチンコ・パチスロが巨大化していったのも
多数の民意が背景にあって、総意が集合され、そのようになったのでしょうから。

 

 

以下は、日本のパチンコ業界の市場規模の推移で、統計の取り方によって、多少変わりますが、
1985年のいわゆる´ 失われた時代 ´の始まり以降から規模が急速に拡大していますね。
パチンコ業界の市場規模

 

この頃くらいから、ほどなくして日本は経済及び技術力で飛躍し抜きんでた成果を挙げていました。
しかし経済的に裕福になった際に、生活が、(お世辞にも)より廉潔化されるのではなく、
ジュリアナ東京や日本人観光客の海外での売春ツア-、ノーパンしゃぶしゃぶ事件に象徴されるように
風潮が刹那的で近視眼的になり享楽化が加速し、ほどほどではなくなり、その度が過ぎていったように思います。

 

 

平成のZ世代の方は、´ジュリアナ東京´は知らないかもしれませんが。

 

とりあえず、そういう頽廃的な報道が盛んにメディアに出てた頃時点、当時で
1990年初頭の日本の世界競争力ランキングは世界トップクラスだったとは思いますが
( 歴史から学べば )これでは国の運は傾き低迷する方向に
ベクトルが振れるのではないかという、やな予感は漠然とありましたが、
残念ながらと言いますか、バブル崩壊してから長い長いトンネルと言いますか低迷から脱却できずに、
ずるずると30年以上引き摺っています。

 

それを象徴するかのように1995年には、パチンコ産業の市場規模は30兆円規模にまで膨れ上がっています。2023年時点でも15兆円規模です。

 

 

近年のヨーロッパの主要国のカジノ市場規模と日本のパチンコ市場を比較したデータをグラフにしてみました。
あまり話題になりませんが桁違いであることがわかります。

 

あのアメリカのラスベガスよりも市場規模が大きいというのだから驚きです。
pk2

 

パチンコやスロットの娯楽産業が伸びることで、パチンコやスロット関連企業の雇用の確保や地方自治体への税収など、一定のメリットはあるのかもしれません。
天下り先という批判はあるとはいえ、この業界の監督官庁が警察であることも影響してるかもしれません。

 

台の不正操作や違法な改造が行われていないかを監視するしくみが整備され、
パチンコ・スロット台の公正な運営が、ある程度、保証されているというのも、
国民が危うさを感じずに娯楽に興じることのできる土壌もあるのでしょう。

 

 

ですが、これでは長期的に観て国としての底力は培われず日本の国としての国運も勢いを増すことはなく強くならならないでしょう。

 

1985年を起点にして観て、この当時、実体のないバブル景気も影響したのだと思いますが・・
ここまで、多数の日本人の方が幅広い世代でパチンコという娯楽に熱中し、巨大な産業になってしまったのは、多数の民意があるとは思いますし・・
規制したって別のところに圧がかかってしまう可能性もあり厄介なことになります。

 

パチンコは、他国では流行らないようで日本の娯楽文化として根付いてしまってますが、
遊戯性が高く、多くの時間を奪い長時間プレイを誘発します。
宝くじとかなら、とりあえず買う時間だけなので時間は、さほど奪われませんけど。

 

民意が集合した結果とは言え、日本人の本来の地頭のよさ
(世界的にもトップクラスに高いIQ)やら
国民性としてシ-ズを、よりよくし大きくしていく優れた資質を生かせず、多くの方が刹那的な事に溺れて国として没落に向かっている。
「 潜在している宝を持ち腐して不完全燃焼させている´もったいない状態´ 」と言えるかもしれません。

 

これを1分動画にしたら以下になります。

 

 

このような状態を、ほどほどに弱め健全化する方向にしつつバランスを取りながら別の軌道に乗せていくのは、相当なエネルギ-がいるはずです。
こんな惨状では国として危ういという事だけは言えるでしょう。
何れにしろ「日本の国力は約40年周期で浮沈を繰り返す」という仮説が正しいなら1985年から40年を経た2025年くらいから日本は、どん底を経て大きなシステム転換を余儀なくされる可能性もあります。

 

日本が歴史的な転換点にあるかどうかは、現に今、時代の波に飲み込まれている私たちでは判断できないでしょう。
2040年ぐらいになってから時代判断をすることになるのでしょうが、
ここ3〜4年が日本の大きな分岐点になるかもしれないというのは、当たらずとも遠からずという気はします。

 

ぼやっき−は、ここまでにして話を戻しますが

 

 

催眠状態に近接した心的状態の時に施す命令暗示法についても補足しますね。

 

 

 

これも何回も書いてますが

 

 命令暗示法やら断定暗示法は

 

 

意志の力を結集し取り組むことで信念力を強めて過去の自身を刷新しセルフ・イメージを確立する方法ということも出来ます。

 

 

 最近では、アファメーションという言葉がよく流布されていますね。

 

 こちらのほうがなじみのある方が多いかもしれません。

 

 

 天風哲人の自己暗示法は「 鏡 」を用いる点が、巷に流布されている
アファメーションとやや異なるのかもしれません。

 

若き日の中村青年は、奔馬性肺結核という不治の病に冒されて

 

肺病をはじめとした伝染病に関して当時、世界的な権威であった北里博士に
「 40才まで生きることは無理・・ 」と言われたという逸話があります。

 

そう言えば北里博士は“新千円札の顔ですね。
北里博士は、日本の細菌学者であり、ペスト菌発見や破傷風ワクチン開発など、多くの業績を残しています。

 

今後は、このお札を見るたびに、当時の世界的な権威の医師の診断による予想すら裏切った天風先生の逸話を想起できます。

 

天風先生の途方もない求道と難しい病に組み敷かれない心を作った凄い逸話も想起できます。
新紙幣を見るたびに奇跡のエピソ-ドが蘇り元気を貰えるのは、有難いですね。

 

北里博士と天風先生の逸話から
天風先生の求道のプロセスと
当時の世界的権威である北里医師の予想すら裏切る一連の顛末を、ざっと心内で動画にして
元気を貰えるイメ-ジを、新しいお札に付与するとよいのではないでしょうか?

 

見るたびに、そういう元気を貰える有難いイメ-ジが想起されるようにします。

 

新札がツキのあるパワ-グッズになります。

 

(余談でした)

 

 ここで特筆すべき点は

 

 中村青年は、奔馬性肺結核という難病を治そうと思って

 

 国法を犯してまで密航し世界を放浪したのではないということです。

 

 

  この方は情報将校として何度も死地を潜り抜けてきた生死経験者です。
 死ぬことに恐れを抱いていない豪胆な心の持ち主でした。

 

 そんな強いメンタルの持ち主が病をきっかけに、

 

 夜寝る前とかに、きなきなクヨクヨと心細くて暗いことばっかり思い浮かべ考えて寝るようになって・・

 

 程なくして

 

 不快な感覚を伴う病の下敷きになり、これほどまでに弱くなるのか?ってくらい豆腐みたいに脆いメンタルになって

 

どうしようもないほどに、クヨクヨと思い悩む神経過敏的な心的状態になった自身の惨状に、いたたまれなくなって

 

情けなくって悔しくって

 

病や不運に打ちひしがれ、ぺちゃんこになった、ひ弱な心を立て直そうと発心し、
それを動機に日本の学者、識者、宗教家は勿論、世界中(の学者、識者)に会い、
教えを乞い探究したということです。
( ここが世間一般と大きく乖離しています )

 

 

 その過程で

 

 

 

リヨン大学のリンドラー博士に「 鏡による自己暗示法( 命令・断定暗示法として
後に体系化 ) 」を教わっています。

 

リンドラー博士の「 鏡による自己暗示法 」は、読んで字のごとく

 

鏡に映る自分に向かって積極的な言葉をつぶやくというものです。

 

「 私は信念が強くなった 」など

 

 

私は、自己暗示法についても

 

あれこれ試して検証しています。

 

 

あれこれやってみたところ

 

鏡を用いないで

 

言葉による暗示だけでも、それなりの効果を感じましたが

 

 

やはり

 

 

 

鏡を使って姿相を茶道のように正して、しみじみ丁寧に行ったほうが
手ごたえを、より強く感じたという生活実感がありました。

 

鏡による自己暗示法のうち、就寝前のちょっと「 うとっ 」としたときに
意志の力を結集し、はっきりした強い気持ちで行なう
「 命令暗示法 」とかは一回に何十分も時間をかけるものではありません。

 

 

1〜2分くらいで集中して行iい、メリハリをつける類のものです。

 

 

ですが、たった1回とは言え、ここしかない!というような「 背水の陣 」の( 真剣み )を
そこに込めます。

 

やり方は

 

まずは姿勢を正し、3、4回深呼吸をします。

 

背筋を真っ直ぐに伸ばし、顎を引きます。

 

肩の力を、ちょっと揺するようなつもりで抜いて

 

重心を下げ

 

 

肛門をぐっと締め上げ、おへその少し下、身体の内部の仮想空間にある臍下丹田に
氣持ちを持っていきます。

 

 

下半身は気を漲らせ充実、上半身は軽いリラックスした上虚下実にします。

 

そうして

 

いったん氣を鎮めて安定させた後

 

 

鏡を見つめ、視線は鏡に映った自分の額中央にある眉間のくぼんだ箇所 に
持っていきます。
くぼんだ箇所というのは、( 仏像などの額に★がついている箇所 )ということです。

 

 

眉間のくぼんだ箇所は、第三の眼とも呼ばれていて

 

気功とかを為さっている方でしたら
「 印堂 」という表現のほうがわかりやすいかもしれませんが

 

 

ここに、新鮮な氣を送り込むようなつもりで、意志の力を結集させ
自身を鼓舞するような積極的な言葉を( 背水の陣で )叩き込みます。

 

 

言葉に氣を込めて言霊の力でもって
鏡に映ったあなたの肉体、心を言霊のバイブレーションで響かせ心をその言霊に
感応同化させるようなつもりで

 

安心した氣持ちで

 

 

あなたの求めるなりたい自分自身を力強く命令的につぶやくということです。
( 就寝前の命令暗示 )

 

 

これを夜眠る直前と、朝起きてすぐ、一日の内で最もまどろみ、リラックスした

 

潜在意識領域に刻印されやすい時間帯に、気持ちを奮い起こして行ってください。

 

特に寝る前と朝起きてすぐが、最も暗示が心に浸透しやすい時間帯ですから。
積極的な暗示印象を叩き込むとよいという事です。

 

 

夜寝る前は、「私は信念が強くなる」というような未来命令形で、
朝起きてすぐは、「 お前は信念が強くなった」というような過去断定形で
確定させるようになさると、なおよいですよ。

 

 

就寝前の命令暗示法は

 

何度も繰り返し数多く語りかけるよりも、
一回しかできないというので実行した方が
より手ごたえを感じるのが早いはずです。

 

信念強くなった自身なら、どういう振る舞いをしているか?
日常の仕事や生活からイメ-ジを膨らませるとよいかもしれません。

 

 

私の場合は

 

 呼吸を鎮めて背水の陣で命令暗示法を決行した後

 

 さらに

 

 あたかも他人のように第三者の立場で

 

自身が行った1分程度の鏡による暗示の行為をざっと感覚体験として俯瞰し未来のイメ-ジと重ねるようにすることもあります。

 

 

 

( ちなみに、私の場合は、命令暗示は1日1回だけ

 

断定暗示は、回数にこだわりなく行っています)

 

 

 

 

布団の横に小さな鏡を置いていてもよいですよ。

 

私も、いつでも断定暗示が出来るように、小さな鏡を近くに置いています。

 

PCの横にも置いています。
鏡に映った自分の姿( 眉間 )に積極的な言葉をつぶやく自己暗示法は

 

 

あれこれやってみた私の実感では

 

汎用性のある手ごたえを感じやすい方法です。

 

 

 意志の力を眉間の少し上奥に結集させ実行する命令暗示法とかも

 

 

心の状態に敏感な方なら2〜3日で・・

 

大概の方は真剣に2週間くらい続けて実行すれば

 

何気ない日々の生活のなかで

 

心の持ち方、感じ方に新しい力強い何らかの意識変化が生じてくるのを
発見することができるはずです。

 

 

 

はずなんですが・・

 

 

あまりに地味で簡単すぎるためか(;^_^A

 

ここまでああもこうもと書いても、

 

意志の力を渙発し結集させ重続して実行できる方は、そんなに多くないようです。

 

コツと言うほどのことでもないですが、
記録を付けたほうが続きやすいし

 

1週間続けることが出来たら、1週間出来た自身を褒めてあげることです。

 

極論したら3日出来た自身を褒めてやる。

 

私の例で僭越ですが、学生時代に、新渡戸稲造翁の本の影響も受け、
十代の頃から冷水行( 要するに冷たい水をバシャバシャかぶる )をやってたんですが

 

当時、1週間ほど続けた後に、気が付いたらドロップアウト・・

 

そして、生活していて、何か情けないことがあった際に、
またやろう!情けない自身を鍛えよう!と1週間くらい続けて気が付いたらドロップアウト

 

 

そういうので「 新渡戸翁は20年以上も冷水行を続けてる凄い方なのに、
自分は冷水行1週間しかできないダメな奴。人として屑 」みたいに、当時、自身を蔑み貶してたんですよ。(-_-;)

 

これは、潜在意識の改善の視点から、よくないやり方です。

 

(自分比較で)「1週間も出来たのか!偉い!凄い!」のほうがよいと思います。

 

こっちの思い方にするほうが、同じ行為でも潜在意識を良くし、どちらかというと続けやすくなると思います。
実証実験期間20年ですから。参考にしても良いかもしれません。

 

 

 

また

 

一連の暗示と併せて信念強くなった自身なら、どういう振る舞いをしているか?
日常の仕事や生活からイメ-ジを膨らませて、行動修正をしていくとよいでしょう。

 

とは言え

 

内気で引っ込み思案、内弁慶な方とかは、信念強くなった自身などキャラに合わない。

 

気恥ずかしくてイメ-ジすらやりにくいというのもあると思います。(;^_^A

 

別に内気でも信念強い方はいますから。(;^_^A
あまり世間のイメ-ジに縛られないことです。

 

 

さらに、実際に、信念強い自身の内的イメ−ジのとおりの言動をすることを、
世間のイメ-ジに縛られることなくキャラに合わないという違和感があっても
出来る範囲で試して・・
その成否をフィ−ドバックすることで少しずつ微修正し自分改革に応用するというのもあるのではないかと。

 

とにかく自分で出来るレベルに調節して、少しずつ微修正して、
仕事や生活の中で、よくしていくのが大事です。

 

ちなみに

 

何か必要な事で、やらなければならない資格取得やスキル取得などがあった場合に、

 

嫌いなんだが、どうしても環境上、そういう資格やスキルが必要な方が、こういう暗示学習で応用するなら

 

 嘘でも良いから

 

 

 腕がしびれたようになって、お腹は温かく心地よく、額は涼しいというのに気付いた状態で

 

 「 ○○の科目が、だんだん好きになる! 」「 覚えたことをイメ-ジで、だんだんハッキリ思い出せるようになる!そんな気がする 」と暗示( 漸進的進歩の暗示 )をして徐々になじませて( 染み込ませて )積極的な思い込みの力を強める工夫をしてみてもよいです。

 

 最初は、無意識が拒否して胸がざわざわしたり、アレルギ-反応や抵抗感がありますが

 

 

意志の力を渙発させ結集し2週間くらい毎日重続していくうちに、だんだん、暗示語がなじんできて
 「 ある資格やスキルに関する情報が、どんどん集まってくる感覚を覚えたり、以前よりかは、本当に覚えやすくなっている自らを発見するかもしれません。
取り組んでいる、ある資格やスキルの参考書を枕元に置いておくというのもありです。

 

資格の本ではないですけど、私のケ-スで言えば初期の取り組みで全集中してた頃は口述書(成功の実現)を枕元に置いてました。
これも潜在意識の影響でしょう。潜在意識由来の願望が、そういう夢を見させたのだと思いますが
天風哲人の夢を見やすくなって助けられた実際経験があります。
尤も、これは今回の記事には関係ないですね。