心の積極性についての素朴な問い(潜在意識の秘密)
世の中にはポジティブ・シンキングですべてうまくいくという論調のものや
「想いがかなう」等といった本も良く出版されています。
尊く強く積極的な考え方ができるということ、それ自体が、才能で、生まれつきで、
心が弱く、神経過敏というのは遺伝で生まれつき。
日々が只苦しく心も荒んで落ち込み攻撃的、、
そういう人は一生尊くなく強くなく弱いまま。
卑屈に甘んじるしかないのか?もうあきらめるしかないのか?
これは議論が分れるところだと思います。
とは言え、強く尊いメンタルが、ある意味で人生を左右するというのは見方によっては真実でしょう。
しかし、大きな問題も残っています。
問題というのは、向上心はあって、何十冊も、その手の本を読んで頑張っているのに
気が付いたら止めておりモノにならない。
こういう方は案外多いからです。
(これまでに、相当な数のメ-ルなどでのやり取りをしてきましたので
私自身の体験からも、このことは実感として言えます)
ところで
後述もしますが、思考というのを考えた時に「 (感じ)思う 」という作業は、
潜在意識領と顕在意識の両面で行われており、その大部分は潜在意識が担っています。
この潜在意識というものは、未知の力であり
表面意識に比べて何十どころか何百倍もの力があるとされています。
本当かな?と思う人にとっては、その証拠も示すことが出来ます。
例えば
目標を立てることが得意な人は多いですよね。
こういうのは、学校教育でも散々やらされてきたでしょう。
しかし立派な目標を立てたって目標に向けた取り組みを
気が付いたら止めてたって方のほうが圧倒的に多いでしょう。
例えば、お正月に、今年こそは、○○を達成するるぞ!とか、
●●を出来るようになるぞ!などと決意しても、
忙殺されたり周りに流されたりして、、
気が付いたら、もう年末になっていたということは、よく聞く話で
自虐的な笑い話にする方もいるでしょう。
そして、それを聞く方も、共感し「 そうそう私も 」。などと安心するって方も多いでしょう。
(本当は安心するようなことではないはずなのですが)
それは、なぜかというと表面意識は方向付けは出来ても
目標を達成せしめる原動力は自覚されない潜在意識の側に大きく影響されるからです。
ここの領域の状態を良くしないと、力の供給が、おぼつかないため、
静かな抵抗に遭い
気が付いたら挫折していたという方が大半になるという説明も出来るかもしれません。
また、自身の内側から沸き起こるものではなく、価値観の統合もせず、
ただ周りの雰囲気の外面的な刺激で、そう思い願うようになった目標だと挫折するケ-スが多いかもしれません。
潜在意識は、意識とは無関係に働く心の領域で、私たちの日々の選択や行動、思考に大きな影響を与えています。
例えば、ある方が、口では、こうなりたいと願っても、奥底が否定的な思い込みで占められて萎縮している場合、潜在意識は、行動を起こすのを気が付かない領域から自然に妨げます。
これは幼少の頃に刷り込まれた否定的なプログラミングにより自らに制限をかけて本来の力を出せない状態と言ってもよいでしょう。
以下の図のように鎖に繋がれて「鎖からは決して逃れられない」と思い込んでいる巨象と喩えても良いかもしれません。
このイラストはゾウが小さいころにその鎖や杭によって反復的、継続的に制限される経験をしたことで、本来は凄い力があるのに、大きくなった後も
その制限を乗り越えることができないと誤って信じ込んで高い可能性があるのに流されるまま安定しきった低い状態になってしまうことを表しています。
このイラストは人間の心理や行動の制限についてのメタファーとして観ても良いでしょう。
つまり、被暗示性が高い子供の頃等に経験した制限や教えられたことが、
大人になっても無意識のうちに影響を及ぼしている場合があるという考え方を示しています。
逆に、価値観が統合され自覚されない潜在意識の状態がよく
建設的かつ前向きで何かに期待している場合、
潜在意識は期待を膨らまさせて、私たちが行動を起こすように促します。
つまり、目標を達成しやすくするには
潜在意識に、沁みついた負い目を与えるような重いかさぶた( 気持ちを挫く雑念妄念材料 )を中和し
エネルギ-状態を良くし、少しずつ薫習させレベルアップさせることが重要です。
巨大な力のある潜在意識を味方につける方法をサイトを通じて実践的に学ぶ・・
この訓練体系を試すことが出来るだけでも朗報ではないでしょうか?
そればかりでなく
潜在意識の状態がよくなっていったら
窮地に立たされても難題の解決の糸口がつかめたり・・流れ・・タイミングがよくなるとも言われています。
※なお価値観の統合や原則を学ぶのには「 7つの習慣 」がお薦めです。
優先順位は口述書のほうが遙か彼方に高いですけど。※
事実として
潜在意識の巨大な力を背景にした強い心で、その境遇を逆転せしめて
幸福に恵まれたり、ご本人の価値観に合う人それぞれの境遇や成功を手に入れた方は枚挙にいとまがありません。
( それを証拠に、立志伝中の偉人傑士でメンタルが豆腐で卑屈で弱かった方はいないでしょう )
このサイトは自己改善的なことや啓発的なことに散々努力してきたけれども上手くいかなかったという方を主に対象にしサイト構築しています。
なぜなら、自分自身の体験上、本に書いてることをやっても手ごたえを感じず継続も出来ず駄目だったし、
●●セミナ-とか○○合宿に参加したって一時的に気分が高揚し盛り上がっただけだった、という苦い体験があるからです。
で、散々色んなことをやっても駄目だったので、すぐに諦めるようになっていた体験を私自身が持っています。
このサイトは、潜在意識のお掃除をメインに扱い、その心の深い所を、いかに、お掃除して
エネルギ-状態を良くし、それを発展向上に向けて習慣化し
体も少しずつ鍛え整えながらメンタルを強く尊く立て直すことが出来るか?について述べたものです。
潜在意識を如何に扱うかという方法については、いくつかのメソッドを後でじっくり紹介しますが
上記のテーマは、サイトのテーマのひとつとして、
どうしても外せないものなので大事なこととして解説します。
このサイトを読んでる読者層は、いただくメールから会社企業に勤めてる方や公務員
はたまた会社の経営者の方とかも割に多いみたいですが
どんな職業に携わってても生きてたらいろいろあるわけで
考え方、思い方を前向きかつ積極( 建設的 )にして日々に当たり充実した生活をするというのは、とても大きなテーマですよね。
私の場合、こういう分野のことに携わっていると、
いろんな方の話を伺う機会が多いわけですが
飛躍には何がきっかけになるか?といったら
伺った話を総合すると
´人´との出会いだったり
´一冊の本´との出会いが、きっかけになったと仰る方が多いです。
なかでも´人´との出会いというのが大きな影響を与えるというのは、よく聞く話です。
人との出会いがブレイクスル-になるのは伝記などをつぶさに調べると浮かび上がってきますよね。
ところで、世間一般では、外的な環境要件や遺伝によって人生が全て決まってしまうと主張する方もいます。
この説については裏付けも挙げて主張したものも結構ありますので私もまったくの無関係とは口が裂けても言えません。
もちろん、そういう要因も関係するかもしれません。
ですが、それが全てではないという見方も出来るかもしれません。
なぜなら境遇を切り拓いていった方の共通項を探ると
大きな運を呼び込んだ立志伝中の方は
むしろ幼少期は、外的に、あまり恵まれていない方のほうが多い印象があるからです。
(また、学歴なども余り関係がない、常に学び続ける気概があるようにも感じます)
そういう恵まれない境遇から、何かのきっかけで努力をするようになり
それに応じるように優れた人との出会いがあったり、何らかの本人を高める機会との出会いだったり
そういう出会いを活かして内面にブレークスルーが興り
考え方(心の態度)が、一層前向きになっていき心も鍛えていくことで強くなり日常の展開が少しずつ変わっていく。
そうして運を呼び込み徐々にステージを上げて天分に沿った内側からの目標を実現していった・・
というのが、大体のパターンというのは、あなたも合点していただけるのではないでしょうか?
要約すると
ベースに積極的な考え方・・言い換えれば思い方が積極化しパワ-アップし、かつ感謝べ−スだったというのと運の良さがあるというのは共通しています。
いろんなメールなどでの報告以外で
伝記などもつぶさに調べたりすると観えてくるものがあると申しますか
偉人や発明家、超一流の成功者と呼ばれる方たちは
そういう方であればあるほど
常人には耐えられそうもないような
人一倍の逆境や挫折、失敗も経験していますが、
めげずに前進する内面の強さを持ち運を呼び込んでいます。
そうして
先に述べた積極精神を背景に、不可思議な運にも恵まれて日常の展開が変わっていき
徐々に境遇を切り拓いて使命的な目標に邁進しています。
尤も、そういうことを私が指摘しても
そんなことは、あなたに言われなくてもわかっているよ・・・
私は何十、何百冊も成功や幸福、健康に関する書物を読んできて
貴方と同じくらいお金を自己啓発のために投資し研究してきた・・
そんなのは耳にたこが出来るほど聞かされてきたんだよ・・
けれども、いくら最新のセミナーやらに参加しようが・・そんなのを読んで聴いても
そもそも、最初のとっかかりである心(身)の強さ、尊さ、積極性への手がかりすらつかめないし
確固とした信念すら持てない・・
心的態度を積極化し維持すると言っても、どうしていいかさっぱりわからないし・・
自分に情けなくなる・・自分ほど、当てにならないものはない
成功者がやっているという「よいということ」は理屈では、わかっていても継続化しル−チンに出来ない。
心配の種に振り回され取り越し苦労が絶えず神経過敏
流され易く自分を乗り越えていこうとする気概や克己心も薄れた・・・・
自己嫌悪に陥りがち・・どうも腑に落ちない・・
だから、すぐに結果がでる●▼とか・・手軽に●●とか・・聞くだけで●▼とか・・一瞬で●▼
とかいったものに気持ちが向いて、潜在意識がらみの本も最近多いので、やってみたけど、
続かない・・そういう類のに、つい手を出して
どれも応急措置の付け焼刃の方法で、ことごとく挫折してきたんだ。_| ̄|○
気持ちを強く朗らかに持つとか無理・・すぐに愚痴を言い諦めがち
何十冊もそういう類の本を読んだりCDやDVDを聴いたりしたけれども、どうにもうまくいかないし続かないから、
全く期待してないけれども、この情報を読もうと思ったんですよ・・
と反論される方も一部にいるかもしれませんね。
ですが、とにかく、こんな文字ばかりの難しい内容を一部含んだ情報を、ここまで読んだだけでもすごいことです。
そういう自分を褒めてあげてもよいのではないでしょうか?
それに、そういう反論は、私もそのうちの一人でしたからそのお氣持ちはよくわかります。
しかし、ここで私があなたに( 素朴な )問いを持っていただきたいと言ったのは
仰ぎ見るような非凡とされる方をモデルにすると、高すぎてギアが入りにくいと思いますので
少しギアを下げて考えた際
どんな職業や立場であれ逞しく・・かつ悠々と日々恬淡、朗らかに生きている方は
Why?なぜ?困難や逆境に屈することなく、変化変転きわまりない世の中で事柄に振り回されず
エネルギ-の高い積極的心構えを堅持し逆境を昇華していったのか?
最初っから強かったわけではないはず・・
ということに問いを持ち
どうしたら、そのような心構えや心の強さ、清さ、自身の生命の持つ潜在的な力を引き出すことがが出来るのだろうか?
又、彼ら(彼女ら)は、ル-チンを持っている場合が多いが、どうして継続出来たのだろうか?
ということに、まずは(素朴な)問いを持って
様々な方の生きざまから学べる何かも見えてくるものがあるかもしれませんから。
なかには、何も問わずに流されるまま・・あるいは、挫折感や失望感に苛まれ言い訳しながら生きている人もいます。
また、どうでもいいような、つまらない問いばかりを心内で繰り返し反響させて、宝を持ちくさして、愚痴と不平不満塗れの、つまらない日々を生きてる人もいます。
あなたは、どうでもいいような問いや自分が落ち込むような問いを心内で反響させ繰り返し、よけい心を弱らせ暗く重くさせるような人とは違う・・一線を画す人であると私は思っています。
そうでなければ、こんなサイトを読もうとすらしないでしょうから。
多分、この内容はどの成功、自己啓発に関する本にも深くは書いていません。
私のような悩み多き者だったから執筆できて編制できたという自負があります。
次の項目では、私の挫折、失敗と潜在意識に対する素朴な疑問というのを書き下ろしてまして、私自身の遍歴を述べていきます。
私が、どういうものに取り組んで挫折してきたか?そういうのを知ることで根本的なところの問題や「 問い 」があなたの内側から炙り出されてくることを祈念し
痛みを覚悟で書きます。
こういうのを知ることで、あなたにとって私が身近に感じられ、やってみる気になる方も出てくることを期待しています。
「 本質的な問い 」を持っていると可能性や能力が拓くきっかけを得られ無意識は動きやすいのですから。
次の項目では、このサイトを執筆した私がどういうことに問題意識を持っていたかを述べることにします。
どういう問題意識を持ってたかを知れば、理解も深まるし、取り組みやすくなるので、きっとあなたの抱えてる問題解決のお役に立つと思いますから。
それでは、準備が出来たら以下の項をお読みください。